日比野菜緒
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は14日に女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク92位の日比野菜緒は第8シードのM・サッカリ(ギリシャ)に4-6,1-6のストレートで敗れ初戦敗退となった。試合後、日比野は自身初のグランドスラムのセンターコートでの試合に「とても緊張した」と明かした。

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全豪オープンの本戦は2022年以来2年ぶり7度目となる29歳の日比野。現在は日本勢でトップランカーであり、2020年と2021年の同大会では初戦を突破し2回戦進出も果たした。

1回戦では世界ランク8位で28歳のサッカリとセンターコートのロッドレーバーアリーナで顔を合わせた。この試合の第1セット、第2ゲームでブレークを許した日比野だったが、直後の第3ゲームでブレークバックに成功すると、その後は互いにサービスゲームをキープし続け終盤へ。ゲームカウント4−5で迎えた第10ゲームで日比野はブレークされると同時に第1セットを落とした。

第2セット、流れを止めたい日比野だったが第1セットと同様に第2ゲームで先にブレークされる展開に。その後もサッカリの強烈なストロークとサービスに苦しんだ日比野は挽回できず、1時間11分で敗れた。

試合後の会見で日比野は、自身初のグランドスラムのセンターコートでのプレーに「とても緊張した」と明かした。

「初めてのセンターコートだったので試合前はとても緊張しましたが、全て瞬間を楽しもうと心がけました。やっぱりグランドスラムのセンターコートは私自身初めての経験だったので、そこが一つ大きかったです」

またプレーについては「やっぱりトップ10の選手なのでなかなか簡単にチャンスが来ない。私がバックハンドでいいボールを1本打っても、しっかり返してくるっていうところで、第2セットは第1セットより焦りが出てしまって、攻め急ぐミスが増えてしまったかなと思います」と振り返った。

さらに、今季開催されるパリオリンピックについても口にした。

「私の一番の目標は(オリンピックに出て)自分のベストなパフォーマンスをすることです」

「やっぱりテニス人生を振り返ったときに、何が一番後悔してるかなって言ったらやっぱり東京オリンピックでの自分のパフォーマンスのふがいなさなので、パリオリンピックでもう一度ベストなパフォーマンスをしたいっていうのがあります。なので、やっぱりオリンピックで良いパフォーマンスをするっていうのが今一番の目標にあります」

一方、勝利したサッカリは2回戦で世界ランク71位のE・アバネスヤンと対戦する。アバネスヤンは1回戦で同87位のバイ・ジョウシュエン(中国)を下しての勝ち上がり。

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